外壁コーキング打ち替え・増し打ちの費用と寿命は?
家の外壁、大丈夫ですか。
長年の風雨にさらされ、目立たない部分に劣化が隠れているかもしれません。
特に、外壁の継ぎ目などに使用されているコーキングは、家の寿命を左右する重要な役割を担っています。
今回は、外壁コーキングの「打ち替え」と「増し打ち」の違い、費用、寿命、そして適切な選択方法について解説します。
外壁コーキング打ち替え・増し打ちを解説
コーキングとは何か?その役割と重要性</>
外壁コーキング、あるいはシーリングと呼ばれるものは、外壁材の継ぎ目や隙間を埋める防水材です。
サイディング、ALCパネル、モルタルなど、様々な外壁材に使用され、雨水の浸入を防ぎ、建物の耐久性を高める重要な役割を果たしています。
コーキングが劣化すると、雨漏りや外壁材の腐食につながり、建物の寿命を縮める原因となります。
そのため、定期的な点検と適切なメンテナンスが不可欠です。
コーキング材の素材は様々で、それぞれ寿命や特性が異なります。
後述する素材の違いによる寿命の違いも確認しておきましょう。
打ち替えと増し打ちの違いを徹底比較
コーキングのメンテナンスには、「打ち替え」と「増し打ち」の2つの方法があります。
「打ち替え」は、古いコーキング材を完全に除去し、新しいコーキング材を充填する方法です。
一方、「増し打ち」は、古いコーキング材の上に新しいコーキング材を重ね塗りする方法です。
「打ち替え」は費用が高く、工期も長くなりますが、より高い防水性と耐久性が期待できます。
「増し打ち」は費用と工期を抑えられますが、古いコーキング材の劣化状態によっては、効果が限定的であったり、すぐに剥がれてしまう可能性があります。
どちらの方法を選ぶかは、コーキングの劣化状況や予算、建物の状況などを総合的に判断する必要があります。
打ち替えと増し打ちそれぞれの費用相場
コーキングの費用は、使用するコーキング材の種類、施工面積、足場が必要かどうかなどによって大きく変動します。
一般的に、「打ち替え」の方が「増し打ち」よりも費用が高くなります。
これは、古いコーキング材の除去作業が必要となるためです。
「打ち替え」の費用相場は、メートルあたり900円~1,200円程度、「増し打ち」はメートルあたり500円~900円程度とされています。
ただし、これらはあくまで目安であり、実際には業者によって価格が異なる場合があります。
また、足場の設置費用(高所作業の場合、15~20万円程度)も必要となる場合があります。
正確な費用を知るためには、業者に依頼することが重要です。
コーキングの寿命と劣化症状の見分け方
コーキングの寿命は、使用する素材や環境条件によって異なりますが、一般的には5~10年と言われています。
日当たりの良い場所や、寒暖差の激しい場所では、劣化が早まる傾向があります。
コーキングの劣化症状としては、ひび割れ、剥がれ、変色、肉やせなどがあります。
ひび割れや剥がれは、雨水の浸入を招くため、特に注意が必要です。
劣化症状を発見したら、早めのメンテナンスを検討しましょう。
早期発見・早期対応が、費用を抑え、建物の寿命を延ばすことに繋がります。
コーキングの素材と寿命の関係性
コーキング材には、アクリル系、ウレタン系、シリコン系など様々な種類があります。
それぞれの素材によって、耐久性や耐候性、柔軟性などが異なります。
一般的に、シリコン系コーキングは最も耐久性が高く、寿命も長いと言われています。
しかし、価格も高いため、予算とのバランスを考えて素材を選ぶ必要があります。
また、1液型と2液型があり、2液型の方が耐久性が高い傾向があります。
専門業者に相談し、建物の状況や予算に最適な素材を選択することが重要です。
外壁塗装との関係性と同時施工のメリット
外壁塗装を行う際には、コーキングの打ち替えも同時に行うことが推奨されます。
これは、外壁塗装の際に足場を組む必要があるため、一度に作業することで費用を節約できるからです。
また、新しく打ち替えたコーキングを塗装することで、コーキングの保護にもなり、寿命を延ばす効果が期待できます。
外壁塗装とコーキングの打ち替えを同時に行うことで、メンテナンスの手間を省き、建物の美観と耐久性を同時に向上させることができます。
外壁コーキング工事の注意点とプロへの依頼
DIYの危険性と専門業者への依頼の重要性
コーキングのDIYは、一見簡単そうに見えますが、実際には専門的な知識と技術が必要です。
適切な施工をしないと、雨漏りの原因になったり、コーキングが剥がれてしまう可能性があります。
高所での作業は危険が伴うため、転落事故のリスクも高まります。
安全で効果的な施工を行うためには、経験豊富な専門業者に依頼することが重要です。
雨天時や乾燥時間に関する注意点
コーキング工事は、雨天時や高温多湿の状況下では施工できません。
また、施工後には十分な乾燥時間が必要です。
乾燥時間が不足すると、コーキングの耐久性が低下し、早期に劣化してしまう可能性があります。
業者に乾燥時間について確認し、天候にも配慮したスケジュールを立てることが重要です。
乾燥時間については、使用するコーキング材の種類や気候条件によって異なります。
まとめ
外壁コーキングの打ち替えと増し打ち、それぞれのメリット・デメリットを理解することで、ご自宅に最適なメンテナンス方法を選択できます。
費用や寿命、そしてDIYの危険性を考慮し、専門業者に依頼することが、建物の長寿命化に繋がります。
定期的な点検と適切なメンテナンスで、大切な家を守りましょう。
当社は福岡を中心に納得の価格で理想のリフォームを提供いたしますので、是非ご相談くださいね。
外壁塗装・屋根塗装ならトラストホームにお任せ下さい!
常に自省を行いよりよい仕事が出来るよう努めております。
福岡市を中心に周辺エリアで外壁塗装・屋根塗装をお考えでしたらまずはお気軽にご相談ください!
対応工事:塗装工事・防水工事・雨漏り修理・内装リフォーム
住まいのことならなんでもお任せください!
お問い合わせは、お電話またはメールにて承ります!
相談無料・診断無料・見積もり無料
お電話の場合はこちら:092-627-1400
メールの場合はこちら:お問合せ専用フォーム
屋根・外壁の無料診断はこちら:無料診断に関する詳細ページ
料金表についてはこちら:料金ページ
施工事例も定期的に更新しておりますのでぜひご覧ください!