セラタイカ2号シリーズのご紹介⓶|福岡で塗装ならトラストホーム
こんにちは。福岡の塗装専門店トラストホームです。
今回は、【セラタイカ2号シリーズ】を紹介します!
セラタイカ2号シリーズのご紹介⓶
1.屋内標準仕様(吹付け・左官)
【施工手順】
①現場施工前
■施工条件
⓶現場施工
■下地
原則としてm、セラタイカ2号は鉄骨下地に直に吹付け、またはこて塗りが必要です。
・鉄骨面のゴミ、浮き錆、油(研削油など)等は、付着不良の原因となりますので事前に取り除いてください。
・下地が複雑な場合(ラチス柱・梁及び立体トラス)や、取り合いにて隙間が25mm以上ある場合は、力骨・リブラス及び鉄板等で処理してください。
・下地の付着物(ちり等の汚れ)はデッキブラシ等を用いて除去し、エアーブローを行ってください。
・下地の結露・水分等は、ウエス等で完全に除去してください。密着不良を引き起こすことがあります。
■養生
・吹付けの際、吹付け材料の飛散によって汚染の恐れがある部分は、ビニールシート等で予め被覆養生をしてください。
■混練
・混練水は混合比(粉体20㎏あたり水18~20㎏)を厳守してください。
・所定の水を加えてモルタルミキサーで、必ず3分間以上5分以内混錬してください。
・セラタイカ2号は一袋ごとに使いきってください。
・混錬後は一時間以内に使いきるよにしてください。
■吹付け
・施工は圧送ポンプを使用して施工してください。
・10~20mmの場合は、1回での施工が可能です。
・30~40mmの場合は下吹きとして7~10mm厚程施工し、16時間以上養生した後に、規定厚みまで施工してください。
■左官
・こてしごき作業は材料を塗付け後、早めに行ってください。(材料混練ご1時間以内)
・硬化が進んできた段階でこて作業を行うと、付着不良となります。特に反応が早い夏場は、早めに行ってくだい。
・必ず下擦り(10mm以内)を行い、翌日に増し塗りを実施してください。総厚み20mmの場合は2~3回塗り、30~40mmの場合は3~5回塗りで仕上げてください。
■乾燥養生
・養生期間中は、被覆材施工部に対して機械的振動や衝撃がないようにしてください。
(約1週間以上 養生:23℃) 乾燥の遅い冬場、または厚く施工された場合は、さらに作業工程を考慮してください。
【準屋外環境においても屋内仕様が可能な場合】
垂れ壁(梁)、外面壁(柱)がある収まりの準屋外において、ふき降り時でも耐火被覆部に雨が軽くかかる程度であれば屋内仕様にて対応可能です。物流施設や倉庫で、スロープやランプ・トラックバース・車路部の梁や柱によく使われる仕様です。
↑実績例
2.完全平滑(エレクションピースやシーム跡がある場合)
エレクションピースやシームの跡がある鉄骨柱において完全平滑をご要望の場合、左官工法であれば対応可能です。
←平滑して意匠性を高めたい…
≪セラタイカ2号の場合≫
完全平滑を実現
≪耐火塗料の場合≫
スリムに仕上がるものの、鉄骨自体のフォルムがそのまま
施工手順
①バックアップ材を取り付ける
⓶バックアップ材と同じ厚みまでセラタイカ2号を塗付ける
③バックアップ材を取り外す
④目地部にセラタイカ2号を塗付ける
⑤目地部にガラスクロスを取り付ける
⑥仕上げにガラスクロスの上から、セラタイカ2号を塗付け完成!
3.スリーブ貫通部の施工
ロックウールでは、有効径を確保しようとする梁せいが大きくなり、必要な天井高を確保できない場合があります。また、梁せいが大きくなることで、鉄骨重量が増えるため、コストアップにもつながります。乾式系耐火被覆材では鉄骨梁に貫通スリーブがあると加工費や手間がかかるため、貫通スリーブの多い現場だと大幅なコストアップや工程問題につながります。セラタイカ2号であれば、それらの費用が掛からず工程問題もほとんどありません。また吹付耐火被覆材の中でも膜厚が薄いため、スリーブ有効径及び天井工の有効スペースが広がります。
4.遮音工法
集合住宅、ホテルなどはプライベート空間を維持するため、居室。客室間の遮音性能が重要視されます。しかしながら、鉄骨構造物では、ロックウール等の比重の小さい耐火被覆材を施した梁と遮音壁の取り合い部で、「音の回り込み」が発生するため、通常は梁の下端に通しで鋼板を溶接するか、モルタル詰めを行うなど、遮音性能を高める必要がありました。一方、セラタイカ2号はロックウールと比較して遮音性能が高いため、前述の遮音性を高める工法が不要であり、経済的な仕上げを提案できます。
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